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…なんでこんなことになってる… そんなことを思いながら、前原圭一は階段をのぼる。 時刻は九時を若干回ったところ。 階段の先は、多少行き慣れた感のある古手神社だ。 …昼に行くならまだしも、夜なんて初めてだが。 先ほどの圭一の自問に答えるなら、 それはいつもどおり部活で負けたからだ。 罰ゲームの内容は、夏も近いということで「肝試し」に決定した。 部長の魅音曰く 「古手神社の賽銭箱に封筒をくくりつけておくから、 明日の朝にその内容を実行するってどう?」 とのこと。 本編どおり結構臆病な圭一はこれを激しく拒否したが、部活ルールは絶対だ。 かくして、圭一はこの状況に置かれているのである。 「…回想終了…と いやしかしまいったな、こりゃ…」 苦笑するが、ぶっちゃけびびっているのが丸分かりである。 階段を昇り終える頃にはかなり精神力を削られていた。 「…っと、賽銭箱は…あぁあったあった」 駆け足で駆け寄っていく。 たったった ひたひたひた 「封筒ってこれか…よいしょと…って魅音め、こんなに硬く…ふんっ!」 封筒を(半ば破りながら)はがして、中身を… 「見ようと思ったけど、ここ明かりがないんだよなぁ…」 月明かりのある位置に移動しようとして振り向く。 「こんばんは、なのです」 「!?」 立っていたのは神々しい服を着た御八代様… ではなく、巫女服を着たご存知梨花ちゃんである。 「…っ!驚かさないでくれよ…梨花ちゃん…っ」 尻餅をついて言う圭一。 「…驚かせてすみませんです。 でも、気付かない圭一もいけないのですよ」 その様子が面白かったのか、にぱーっと笑顔を浮かべながら答える梨花。 よいせと立ち上がりながら、圭一はふと気付いた。 「…って梨花ちゃん…なんで巫女服なんて着てるんだ?」 「作者にも色々あるのですよ」 その答えに、溜息を漏らしながら質問をもう一つ。 「で、なんでここにいるんだ? もう夜遅いんだぞ…危ないじゃないか」 「…それは…圭一に聞いてもらいたいことがあるからなのです」 梨花は圭一にそっと歩み寄って 「…部活の仲間がいると、話しづらいのです…だから…」 「あ、ああ…なんだ?」 「…圭一…私を…妻に貰って欲しいのですよ」 …衝撃の告白をぶちかました。 ………ああどうしよう、考えながら書いているから行き当たりばったりだ! 「…圭一…ボクを、妻に貰って欲しいのですよ」 梨花の口から今、衝撃の告白が…って 「なんで一人称変わってるんだ梨花ちゃん」 「作者にも色々あった様なのです…事は現在進行なのですよ」 よくわからない解説に、しかし微妙に納得する圭一。 ああ、きっと三個ほど上のレスに衝撃を受けたに違いない… それはそれとして。 「圭一、納得もいいのですが、返事がまだなのです」 上目遣いで、真っ赤な顔で…おお、その趣味の人にはたまらないシチュですな! 「いや、年齢的に駄目な点が多すぎるだろ?」 「些細なことは気にしないで欲しいのです…」 ん…と背伸びして、圭一の手から封筒を奪い取る梨花。 中に入っていた紙を広げ、その文面を読み上げる。 「この小説にでてくるキャラクターは、全員18歳以上です 外見的に幼く見えていても、実年齢はループ現象で云々…」 「都合いいなおいっ! っていうか梨花ちゃんはいいとして沙都子はどうよ!?」 「ボクならいいというのも、それはそれで失礼ですよ」 不満そうに視線を上げるが、まだ全部読んでいなかったらしく、 文面を再び読み上げ始める。 「…というわけで、圭ちゃんには梨花ちゃんこと オヤシロ様と色々できる権利が与えられました 頑張れ圭ちゃん!…とのことです」 「わーい嬉しいね♪ …でもそれでなぜ梨花ちゃん!? オヤシロ様って言うからには普通俺が婿に…っていうか生贄か? それにさっき『私を妻に…』って言わなかったっけ?」 「くれぐれも、ボクはボクが一人称なのですよ… で、その回答なのですが、作者にも…」 「それは分かったけどさ… つまり作者的には梨花ちゃんでえちぃが書きたいと」 「(こくん)」 「しかし…俺にロリコンの気はないぞ?」 「…本人を前に、ロリというのも失礼ですが… その気が無いなら、気を出してあげるまで…なのですよ」 梨花が巫女服の袂からおもむろにスプレーを取り出し、圭一の顔に噴きかけた。 「うっわー!何その無駄に本編活用な小道具!?」 ごろごろ転がって痛がる圭一に、注射器の針が迫る。 「無駄に長かった前振りもここまでなのです… さあ、次回からえっちぱーとなのですよ…にぱ~☆」 なぜかカメラ目線で、次回も行き当たりばったりか!? ぶすり。 「うっ…ぁ…」 二の腕に鋭い針が挿し込まれ、何かの液体が注入される。 「即効性のフィクション的媚薬なのです」 親切に解説ありがとう、だが圭一は未だに目が見えてない状態のままだ。 「それも狙いなのです…目が見えないと、とっても敏感になるのですよ」 「そんなのどこで習ったーーーっ!?」 目を押さえたままで、器用に突っ込みを入れる圭一。 「沙都子で実験済みなのですよ」 しかし梨花は一瞬もひるまず、暴れる圭一のズボンに手をかける。 「それに、膣内に出さなければギリギリ犯罪にはなりませんから」 ベルトを外してズボンを一気にずり下ろすと、トランクスにテントが張っていた。 「ふふっ…圭一ってば、もうこんなになってるのですね…」 優しげな、それでいて見下ろすような、なんともいえない視線を注ぐ梨花。 ようやく目が見えるようになり、 その視線を股間に注がれていることに気づいて真っ赤になる圭一。 その様子を見て梨花も気分が乗ってきたらしく、 そっとテントの頂上に手を伸ばす… 「あ…熱くなってます…」 「うぁっ…!ちょ、ちょっと梨花ちゃ…っ!?」 媚薬によって火照った身体は、ろくに力も入らなくなっている。 圭一は梨花の行動を止めることも出来ず、流れに身を任せるしかなかった。 「うぁ…どろどろなのです…このままじゃ、パンツが大変なことに…ですね」 そういって、トランクスを下げ始める梨花。 「り、梨花ちゃん!それだけはやめ…っ!?」 下着が擦れただけで、先走りの量がどっと増える。 「ん…もう始まってしまっているのですから…圭一も楽しめばいいのですよ…?」 圭一の両足の間に更に深く潜り込んで、梨花が誘惑する。 巫女服の隙間から、当然だが下着を着けていない胸があらわになっている。 「………ん」 その年不相応な色香と勢いに流されるように、圭一は静かに首を縦に振った。 「…にぱ~☆」 答えに満足したのか、梨花はいつもの笑みを浮かべたまま… 「………ぐっ!」 圭一のペニスを、まるで飴でも舐めるかのように、愛撫し始めた。 にちゃ…と妖しい水音が境内に響く。 「ぺちゃ…ちゅっ…ちゅぱぁ…」 竿を根元から、先端に向けてゆっくりと舐め上げる動作を繰り返す。 その動きにあわせるように、圭一の投げ出された足がびくっと痙攣する。 「あっ…り、梨花ちゃん…すご…上手い…っ!」 「んぁ…はぁ、そうれふか…光栄なのですよ…♪」 梨花も、好意をもった男にこういう行為をするのは初めてらしい。 それでも健気に愛撫を繰り返すうちに、息が荒くなってくる。 「んぁは…けいぃひの…おいひぃ…の、れふ…」 顔中を唾液とカウパーでべたべたにしながら、梨花は更なる快感を圭一に与え始める。 「じゅる…ちゅっ」 「くっ…!り、梨花ちゃんもう俺…っ!」 早いなおい。 梨花は圭一のペニスを優しく握りながら、今度は口に含み始めたのだ。 「んむ…ん…、んん…」 熱い口内で、爆発寸前の圭一の男根が暴れる。 梨花も、早く出せと言わんばかりに顔を激しく前後に揺らす。 そして、とうとう圭一に限界がきた。 「だ、駄目だ梨花ちゃん!ぬ、抜いてくれって…!」 さすがに口内射精には抵抗があったようだが、 梨花はその言葉を拒否し、あろうことか今までで一番深くくわえ込み、激しく吸いたてた。 「うああああっ!あ、あぐっ!?」 …そして、圭一の男根から、マグマのように熱い精液が噴出した。 「ん、んんんっ…!!」 梨花は暴れ回る男根を必死にくわえ、精液を飲み干そうとするが、 その量はあっというまに口内を満たし、梨花の口からあふれ出る。 そればかりか、その拍子に放してしまった男根からの精液を 梨花は顔中に浴びる事になってしまった。 「あぅ…べたべたなのですよ…」 言葉とは裏腹の、機嫌の良さそうな口調で梨花。 指先で器用に精液をかき集め、口に運ぶ。 その様子を見て、圭一の一物は再び首をもたげてしまう。 「あ…圭一はまだし足りないようなのですよ…」 まだ経験は浅い圭一…というか、女性にされるのは初めてらしい。 梨花の言葉に反応はしても、まだ力が入らないのでなすがままだ。 「今度は、こっちで…」 しかし、さすがに袴を下ろした梨花の、幼いそこを見て罪悪感にかられる。 「そ、それは…いや、梨花ちゃんがいいってならいいけど…まだ…」 「さっきも言いましたが、沙都子で…いえ、正確には沙都子と実験済みです」 なんてこった。 梨花の初めての…いやそれ以上の関係性を持った相手が沙都子だったとは!? 圭一は今度こそ観念した。 (駄目だ、この子には…追いつけん!) 「初めからこの時のために準備を色々としてあるのです…抜かりはないのですよ」 相手の心を見透かすような、透明な視線で圭一を縛る梨花。 「さあ、一緒に気持ちよくなるのです…♪」 んしょ、と圭一の男根をまたいだ姿勢になる。 当然、このまま腰を落とせば… 「ってちょぉタンマ!さっき膣内に出さなければって…!」 「ああ、もうどうやっても犯罪だと上の人が指摘してくれましたですよ」 「開き直るなーーーっ!」 叫ぶ圭一を無視し、梨花が濡れそぼったそれを近づけてくる。 「では、圭一も祝・どぅてぃなのですよ、にぱ~☆」 「ええいもうどうにでもなっちまえ…っ!」 やけくそになって、梨花の腰をつかむ圭一。 そのまま線の細い、可愛らしくも儚げな肢体を強引に引き寄せた。 「え、ちょっと圭一…っ!ひゃっ、んぃやあああっ!?」 開き直ったのは圭一の方だったらしい。 標準男子より若干大きい主人公特権的な男根で、梨花を荒々しく突き上げる。 こうなると、不利なのは梨花のほうだ。 「け、圭一…っはげっ…激し…っ!」 圭一に腰をつかまれている都合上、 梨花は両手で身体を支えることが出来ない。 肩のはだけた巫女服を汗で濡らしながら、だらしなく涎を垂らしながら喘ぐ。 「梨花ちゃんの膣内(なか)…すっげ、きもち…ぃっ!」 「ひゃ、あひゃうあああっ!奥に、奥に当たって…っま、ますですようっ!」 先ほどのフェラチオで充分に濡れていて、痛みは無らしいい。 そして、なんだかんだで愛する男性に抱かれている喜びは大きいらしく、 荒々しく貫かれて、梨花は満ち足りた表情で絶頂へと駆け上がっていく。 「あ、圭一…っ!もう…だめです…っ!くあああぁああああぁっ!」 びくびくびくっ!と激しく痙攣する梨花に、しかし圭一は動きを止めない。 「け、圭一…っ!?」 開き直りは、圭一の野獣を目覚めさせたらしかった。 梨花の腰を激しく上下させながら、叫ぶ。 「梨花ちゃんもへええええええええっ!」 「も、萌えはいいです…っ!また、したいならっ…い、いつでも」 「俺はまだ逝ってないもん!」 野獣ついでにわがままも炸裂させつつ、圭一は尚も梨花を責め続ける。 「ふゃっ!やはあああっ!け、けぇいち…っまたいっ……!?」 「も、もう少し我慢してくれって…っ!」 「ひにゃああああっ!も、もうらめ…け、けいいひ…らめええええええっ!」 無理矢理快感の渦に放り込まれた梨花は、 息も絶え絶えに目一杯背中をそらせて絶頂を繰り返す。 十分ほどもそうして、ついに圭一の男根が二度目の射精を行った。 「くっ……!」 「あにゃああああっ!け、圭一!圭一いいいいぃぃぃいいっ!」 がくんっ! 二度目とは思えない溢れるほどの精液を受けて、 梨花はようやく開放されたのだった。 …… … 「ほあっ!?」 気づくと朝になっていた。 昨日の情事から後の事はよく覚えていない。 ただ、梨花ちゃんと… そういう関係になったのだな、と思うと自然ににやけ顔になる。 いつも通りに起床する。 朝ごはんを食べ、歯磨き、着替えてから 「おっはよう圭一君!」「よっす圭ちゃん♪」レナや魅音と学校に向かう。 梨花ちゃんとは「二人きりのときには恋人」と約束を交わした。 それでも昨日、教室を前にして気合をいれ、勢い良く扉を開け放つ。 「おうっ!おはようみん…おっと」 それでもこれは読めていた。 上方から降ってきた(今日は普通の)黒板消しを受け止める。 「はっはっは、沙都子よ! いつものパターンを破るオーソドックスな逆転のはっそぶはああああっ!?」 目の前に立つ沙都子の手には、見覚えのある境内の写真が握られていた。 「なになに?」 「んー?何そのしゃ…」 写真と沙都子を引っつかみ、教室の端へ移動する圭一。 「ほほほ、秘密の取引なのですわー♪」 「え、なんだろ?なんだろ?」 「おじさんも混ぜてー」 「付いて来るなよ!俺を放っておいてくれ!」 「で、なんだこれは」 「ふふふっ圭一には賢い判断をのぞみますわ」 「答えになってねえっ!」 とにかく、当事者の一人であるはずの梨花へ視線を送ると 「にぱ~☆」 「うわなんだこの状況は!?」 「だから、圭一にはこれから梨花をよろしく頼もうとおもうのですわ」 「それがなんでデバガメなんだよ!」 「だって、他の人にフラグが立ったら大変ですもの」 「脅迫すんなああああああああっ!」 朝の教室に、圭一の叫び声が響き渡った… 「で、作者よ一ついいか?」 ぐるりとこちらを向く圭一。 「なんでこんな落ちなんだよ!俺ばっかり報われないぜ!?」 だってほらさ、結局黒幕はお魎で、気を利かせたのは魅音だから。 「どこまでが行き当たりばったりだったんだよ…」 …すみません、もうしません。
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にーみん 携帯画像 都道府県 岡山県 肩書き 新見市マスコットキャラクター 公式サイト https //www.city.niimi.okayama.jp/kanko/pages/niimin/index.html 解説 ピオーネから生まれた千屋牛の子ども。頭の葉っぱはピオーネの葉っぱ。体はピオーネのように美味しそうな紫色。背中にはアテツマンサクが咲き乱れ、お腹には桃の形をしたふわふわな毛。 攻略難易度 ★★★中。新見市のイベントにて。 名刺の有無 ? 狙い目イベント イベント情報
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小鳥のさえずりが聞こえる。 目を覚ましてみると、もう夜は明け、清々しいような日光が部屋に差し込んでいる。 キッチンからは包丁がまな板を叩く音がする。 朝の空気を存分に味わってから北条悟史は体を起こした。 そして、まるで忍者のように足音を消しキッチンに向かう。 そこにはエプロンを着た詩音の姿が。彼女は僕の言うことをよく聞いているようだ。 しかし、その光景に普通なら驚くだろう。 エプロンの下からはみ出ているべきである詩音の服はどこにもなく、素肌が晒されている。 背中はもはや裸と言ってもいい。いわゆる「裸エプロン」である。 彼女のたわわに実った果実はエプロンの横から覗くことができ、彼女がトントンと包丁で野菜をリズミカルに切ると同時に、その果実はもぎ取ってくれと言わんばかりにわずかに揺れてその存在を主張する。 そしてお尻も同じように主張が激しい。まるでこちらを誘っているかのような気さえもする。 だから、僕は朝のフルーツとして彼女をいただく。鼻歌を歌って上機嫌に料理をしている詩音にこっそり忍び寄るとまずは後ろから彼女の上半身についていたメロンに手をだした。 両手で彼女のメロンを鷲掴みにしてほぐすように揉む。 「あっ。悟史くん……やめてください……んっ」 否定の言葉を口にしながらも身体はまったく抵抗しない詩音。 その様子を見た悟史は彼女のナカに中指を入れる。 「してほしかったんだろ、詩音。だってほら……こんなに濡れてるなんて」 言いながらも悟史は責める手を休めない。それどころか責める手は荒々しくなっていく。 「悟史くぅん、あぁっ……気持ちいいです、ひゃふ!」 「欲しいのなら最初から言えばよかったのに……」 胸を片手で弄びながら、片手で自分のモノをズボンから出し詩音のナカに突き刺す。 「んあぁぁ!!」 胸を再び両手で鷲掴みにした悟史は、まるで獣のように詩音を貫く。 詩音は自分の体勢を保つために必死にキッチンにしがみ付いていた。 「あっ、はぁん、もっと突いてください!悟史君の精液を、あんっ!この私にぶちまけてください!」 あられもない言葉を発しながら乱れる詩音。 すぐに限界は近づいきた。己の限界を感じ取った悟史は詩音に精液を注いでやる。 「ふあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 悟史が手を離すと詩音は床に倒れ、ビクビクと痙攣した。 口からはだらしなく涎が垂れ、詩音のナカからは精液がはみ出している。 悟史は詩音が気絶しているのを確認すると不敵に嘲笑い始める。 「ククク……アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ! まずは一人墜とした。この手で実行した。この計画の第一歩は切って落とされた。 次の段階に移ろうじゃないか……クックククク!」 どうか嘆かないで 世界があなたを許さなくても私はあなたを許します。 どうか嘆かないで あなたが世界を許さなくても私はあなたを許します。 だから教えてください あなたはどうしたら私を許してくれますか? Frederica Bernkastel ひ ぐ ら し のなく 頃 に ~ 鬼 畜悟史 ~ 第一話 ~ハジマリ~ 昭和57年6月。 叔母を撲殺する前の悟史のストレスは極限まで高まっていた。 周りには仲間がいるのにも関わらずその誰もが助けてくれない。 レナは仕方がないだろう。転校してきたばかりの彼女にそこまで求めすぎてはいけない。 しかしだ……。魅音なんてどうだろうか。村にいては、お魎を除けば一番の発言力を持ちながら部活と呼ばれる遊戯をやってくれるだけでその実、根本的な解決は何もしてくれなかった。 梨花もそうだ。御三家の一角である古手家の娘でありオヤシロ様の生まれ変わりと称された神社の巫女も発言権はあるのに、やはり何もやってくれない。ただ何かわからない幼児言葉のようなことを言って、頭を撫でるだけ。 そして何よりストレスを溜める要因となったのは実の妹、沙都子の存在だった。 ──何故、自分はこんな妹の世話をしなければならないのだろうか? 悟史は思う。 こんな妹が居なければ僕はもっと幸せになれた。こんな妹がいるから僕が殴られる。そもそも何故僕はこんな妹を庇っている。 コイツコソガ全テノ元凶デハナイノカ? 悟史は沙都子を撫でている手に力が入るのを感じた。 この耐え難い凶暴的な衝動にその身を任せてこいつの首をへし折ってやろうか……。 そうすればこの先どんなに楽なことか。 こいつさえ居なければ円満でなくても最低限の幸せを体験することができる。 自然と拳を握る手に力が入っていく。 ふと沙都子を見た。 沙都子はそんな僕の心の奥底に住まう獣のような感情に気づきもしない。 たった一人の肉親である僕を頼りきっている。そこにはぼろ人形のように変わり果てて、死者のような瞳をした妹の姿。 その顔を見ていると、何故だが沙都子を恨むのはひどいことのように思え、後で沙都子を恨んだことを恥じた。 しかし、溜まったストレスは一向に減りはしない。 そのストレスは悟史を狂気に駆り立て、叔母の殺害を実行させた。 バットで執拗に叔母を殴りつけ、自分の顔を叔母から出たとは思えないほどの鮮やかな赤で彩る。 叔母の死はバットで殴って数回で訪れたが、悟史の気はそれで治まらなかった。 叔母に対する積年の恨みと、仲間に対する絶望、自己のストレスを叩き付けるように。 その数日後。 今まで押さえつけていた精神的疲労がピークになり雛見沢症候群の末期を迎えてしまい、入江診療所に隔離された。 悟史が目を冷ました時、悟史は何かがはじけるような気がした。 様々なストレスによって追い詰められた悟史は、女を征服したいという変な方向性をたどってしまい、今に至る。 もちろん女というのは部活メンバー全員のことだった。 そして、その最初の犠牲者となったのが詩音だったのだ。 目を冷ましてから毎日、入院中の僕の元に詩音という魅音の双子の妹がお見舞いに来た。 見た目はそっくりだったが、性格はまったく違う。男勝りな魅音と比べていかにも女の子らしい詩音。 さっきから小悪魔的な笑みを浮かべたり、突然顔を赤くしたりと扱いが難しい。 犯したい。その大きな胸を存分に弄び、むっちりした肢体に舌を這わせたい。 詩音だけではなく部活メンバー全員にもこの欲望を突きつけたい。 レナの可愛らしい小さな口でこの肉棒を処理してほしい。 魅音のアナルを開発して堕としてやりたい。 沙都子の未開発の性感帯に僕の味を染みつけたい。 梨花の鉄板のような胸についた乳首を舐め回したい。 診療所ではいつも自慰をしていたが、そろそろ限界だ。 女にこの息子をぶち込んでやりたい。女がよがり狂うところがみたい。 だが、僕にも一応常識という半ばありがた迷惑なものは備わっている。 無理矢理犯そうとすれば今度こそ永久隔離かもしれない。 クールになれ、北条悟史……。この女の股を開かせるためにはどうしたらいい……? ちらりと詩音を見る。今は疲れて眠っているようだ。隙だらけで無用心。それほど僕は信頼されているということだ。 そうさ、僕は北条悟史。部活メンバーには優しくて気の弱い友達程度にしか認識されていないだろう。 その隙こそが僕の攻め入るポイント。 だが流石に僕一人ではやりづらいだろう。レナと梨花の鋭い観察眼に驚かされたこともある。 だからこそ共犯者の存在は必要不可欠。部活メンバーとも仲がよく且つ僕の言うことなら従いそうな人物。 ──すぐ隣にいるじゃないか。園崎詩音。まずはこいつを墜とすことが最重要課題だ。 どうするべきか……。などと考えていると眠っていた詩音の身体が動いた。 起きるのかと思って見ていたが、まだ眠っているようだ。 しかしその手は僕の手に絡み付いてくる。そしてその口からはとんでもない言葉が飛び出してきたのだ。 「好きだよ……悟史君………悟史君………大好き………」 瞬間、時が止まる。風で揺れ動いていたカーテンも静止したように見え、自分だけが生きている世界みたいに感じられた。 心臓が止まるかと思った。まさか寝言でそんなことを言われるなんて思ってもみなかった。完全な不意打ち。 しばらく一人で慌てふためいていたがクールになって考えて見ると、これは奇跡と言えるぐらいの幸運だった。 詩音は自分のその口で自分の弱点を教えてくれたのだ。 よくよく考えて見ると今までのお見舞いは僕を好きだから来てくれていたのか。 なぜ今までこれに気づかなかった!? ……まぁいいさ。その失態は今からでも取り戻せる。 今までは詩音が僕をなんとも思っていないという算段で計画していたが、詩音が僕を好きだと言うなら話は別だ。 もちろん嫌われているよりも好かれている方が遥かにやりやすい。 だが好かれるだけでは駄目なのだ。僕無しには生きられないようにする。 そして今、その計画も練られた! 今すぐ襲おうという魂胆ではない。 目を冷ました詩音を出口まで見送りながら、心の中では舌なめずりをする。 じっくりじっくり……まるで料理をこの手で盛り付けるように……詩音を墜とすのだ。 そして一週間後。診療所を退院した僕は自分の家に帰ってきた。 沙都子がこの家に居ると思っていたのだが、沙都子は梨花と一緒に暮らしているようだ。 しかも家は誰が掃除しているのかは知らないがかなり片付いている。 好 都 合 ! この家はしばらく計画の拠点となるだろう。 家の周りには結構離れたところに2、3軒の家があるだけでほかは何も無い。 つまり。 この家からたとえ「どんな声」が上がろうとそれに気づける者はおそらく居ないということだ。 この家で「どんなこと」が行われても誰も分からないのだ。 僕はこれから行う計画に思いを馳せながら準備に取り掛かるのだった……。 雛見沢分校。そこは学年と性別がバラバラで少人数の特異な学校だった。 何よりも奇妙だったのはそんな学校なのに、その中には美少女と呼ぶことのできる少女が5人もいることだ。 復学してその奇妙さを改めて実感した。一年前よりも成長した部活メンバー。 沙都子にいたってはすでに胸のふくらみができている。まあ、対照的に平らな少女もいるが……。 しかし、その少女たち全員を僕がいただく。 策はすでに練ってある。とりあえず、一人ずつ……ね。クククククッ……! 放課後部活をするべく集まった部活メンバー達だったが、僕と詩音は抜けさせてもらった。 これからの生活の準備をしたいといったら、詩音も魅音も簡単に聞き入れてくれた。 沙都子は今日も梨花の家に泊まるそうだ。邪魔者は誰もいない。 そうして詩音を北条家に連れてきたのだった。 「えーと、悟史君?私はどうしたらいいんですか?」 部屋の中を見て回った詩音が訪ねてきた。きょとんとした様子で右手の人差し指を自分の顔につける仕草が可愛らしい。 それはそうだろう。 僕に必要な生活用品などは全て監督に買ってきてもらっていて、実際に詩音に買ってきてもらったり手伝ってもらうことは無い。 「そうだね。大体僕に必要なものは揃っている。買ってきてもらう物はないよ」 「……? じゃあなんで私を呼んだんですか?意味が無いような気がしますけど……?」 「実はね、まだ僕には足りないモノがあるんだよ。なんだか分かる?」 詩音は首を傾げながら、 真剣な表情になってぶつぶつとつぶやき始める 「……冷蔵庫はあるし、テレビもあるし、食べ物だってありますよね……。足りない物……?」 「違うんだよ詩音。今の僕に足りない物……それはね」 いったん区切ってはっきりと言う。 「詩音、君が欲しいんだ」 「へっ……?」 目を大きく見開かせた後、僕の視線から逃れるように顔を俯かせる詩音。 顔は見えないが詩音の耳が真っ赤になっていく。今の頭の中はさぞや混乱していることだろう。 「冗談なんかじゃないよ詩音。僕は本気で言ってるんだよ」 「ぁぅぁぅぁぅ……。そんな急に……言われても……」 普段のクールな雰囲気はどこへやら。すっかり落ち着きをなくして慌てる詩音。 詩音はストレートな言葉に弱い。 「僕は……怖いんだ。あの日以降足音は聞こえないけどいつ聞こえてくるか分からない。その時に自分を保っていられるか凄く不安なんだ。もし自分を抑えられなくなったときに還るべき場所が無かったら、きっと僕はそのまま自分を取り戻せないと思う。だからこそ僕が真に還って来るべき場所が欲しいんだ。そして僕の今までの傷も埋めて欲しい。君なら僕の居場所になれると信じている。だからお願いしてもいいかな……?僕をこれからも支えていてくれないか、僕の『彼女』として」 心の裏側のドロドロした気持ちとは裏腹にいたって冷静な表情で詩音にお願いする。 もともと好きだった僕にこんなお願いをされた詩音の心はもはや陥没寸前だ。 「良いんですか……?こんな私で?逆に迷惑をかけるかもしれませんよ……? 」 最終関門だ。ここさえ開ければ詩音は墜としたも同然だろう。 だから、最後の言葉は優しくストレートに。 「うん。月並みな言葉だけど、君の事を愛してる。だから付き合って欲しい」 壁を突き抜けた気がした。 「こんな私でいいのなら……。どうかよろしくお願いします」 全ては 計 画 通 り 。 「じゃあ、まずは君を僕が抱いてもいいかな?僕がどれくらい君のことが好きなのか見せてあげたいんだ」 「抱くって……要するに……ぇえと……その……アレですよね?」 「セックスだね」 平然と言ってしまった僕を尻目に詩音はさっき以上に顔を赤くして俯いている。 「大丈夫だよ。全て僕に任せてくれればいい。詩音は何も心配することなんてないよ」 「はぃ……じゃあお願いします……」 全権を僕に委ね、ベッドの上に寝転がる詩音。 もう服は脱いでおり、残るは白のブラジャーとこれまた白の下着のみ。 気づけば外も暗くなっており、月明かりが部屋に差し込む。 月明かりに晒された詩音の身体はとても扇情的に見えた。 ドクン……!今すぐにでも詩音を犯したい衝動に駆られる。 だが、まだだ……。『まだ』その時ではない。 あくまで『詩音の中での北条悟史像』を壊さないように。 僕は詩音に優しくキスをした。最初はゆっくり、丁寧に。 しかし徐々に激しく詩音の咥内を蹂躙する。 だんだん我慢できなくなってきてる。詩音の快楽に染まる顔が早くみたい。 突然のスピードアップについていけなくなった詩音は僕に成されるがまま。 息も絶え絶えになった詩音をなおも蹂躙しつつ 片手で太ももを撫で回しながら残った手でブラ越しに詩音の胸を揉みしだく。 ブラ越しでも十分に伝わるその質量はさることながら、マシュマロのように柔らかい。 「ふっ……んぁ、あっ……ハァ…ハァ……」 呼吸をするのが困難なほどに僕に責められた詩音の口から時折甘い媚声があがる。 揉むことだけに飽きてきた僕は本格的に詩音を責めた。 ブラを外すとそこにはちょこんと大きな胸に釣り合わないほど可愛らしい乳首が姿をあらわす。 しかし、その乳首は痛々しいほどに尖っておりその存在感は強烈だった。 その乳首の周囲をなぞるように舌で弧を描き、詩音の身悶えた表情を見て取ると もっと表情を見たくて乳首を舌で愛撫する。 「あっ!悟史君……それっ、駄目ぇ……!」 舌で乳首を突付いたり転がしたりしたあと、母乳がでてるかと思わせるくらいに強く乳首を吸う。 「あぁんっ!」 僕の行為一つ一つに反応する詩音の様子を見るのが楽しい。 詩音は左手の中指を咥えて必死に快楽に耐えようとしていた。 「我慢しなくていいんだよ詩音。ここには僕と詩音の二人しかいないんだから声も抑える必要も無いし」 「分かってるんですけど……どうしても恥ずかしいんですよ……」 この恥じらいの表情がいい。 だがそんな感情は全く感じさせないように極めてクールに詩音を責める。 「乳首駄目なんです……!なんかこう体中が熱くなってどうしようもなくなるんです」 「いいじゃないか。もっと見せてよ。いろんな詩音がみたいんだよ僕は」 それは心からの本心。まあ実際にはもっとよがり狂った姿が見たいんだけどね。 「ふぁあ!駄目です駄目駄目!乳首吸っちゃダメェ!ああんっ!」 胸だけでここまで感じる詩音の下半身を責めたら詩音はどうなるのだろうか……? 考えただけでもゾクゾクする。 やがて僕は自分の手を詩音のショーツの位置まで持ってくる。そしてショーツを脱がせてから 指を一本詩音のナカに入れて刺激する。 「ひあぁぁ!気持ち良いです!さ、悟史君!おかしくなりそうです!」 「いいよ。僕の前で全て晒して。そしておかしくなって」 すでにグチョグチョに濡れていたそこは僕の指をすんなり受け入れ、締め付ける。 2本目を入れた僕はその二本の指の自由を解くことを許可し、暴れさせる。 「んんあぁ!!ひぐっ!あぁぁぁ!!」 最後にトドメをさすように、詩音のクリトリスに口を近づけ、甘噛みした。 「ふあぁぁぁぁ!!!」 四肢が一瞬伸びきったかと思うとすぐに戻り、詩音がイッたと知る。 そのときの顔が忘れられない。 詩音の恥ずかしいもの全てを開放するような、それでいて至福の瞬間のようなイキ顔。 その顔が見たかったんだよ僕は。 「はぁ……はぁ……悟史君……ちょっとキューケイ……疲れたよ」 「まだだよ詩音。まだ僕がイッてない」 そう言いながら、僕はそそりたつ自分のモノをズボンから出した。 無慈悲にそそり立つ僕の息子、別名オットセイ☆はビクンビクンとそれはもう躍動感あふれた動きを詩音に見せ付ける。 「ぇえと……大きいですね……。それが私のナカに……」 詩音が喉を鳴らす音が聞こえた気がする。 今の状況は最高。詩音は僕を疑おうなんて微塵も思ってないようだしこのままなら確実に詩音を堕とせるだろう。 あとは詩音にこのオットセイの味を叩き込むだけだ。 僕は心の奥底での笑みをなんとか抑えながら詩音のソコにオットセイをあてがう。 あくまで優しく、かつての『北条悟史』らしく。 「じゃあ……挿入するよ?痛かったら遠慮なく言ってね」 「分かり、ました……。……なるべく優しくしてくださいね」 許可を得たので、ゆっくり慎重に挿入していくが想像以上に狭い。 そして……僕は詩音の処女膜をついに破り捨てた。 「つああっ!」 苦悶の表情を浮かべ痛みに耐える詩音。もう二度と見れないだろうこの顔を僕は眼に焼き付けた。 「無理しなくていいんだよ、詩音。君が痛くなくなるまで僕は待ってる」 本当はもっと苦痛に歪む顔も見たいのだが、今のキャラがキャラだけにそんなことはできない。 しばらく様子を見ていると詩音の表情がだいぶやわらかくなっていくのがわかった。 「ありがとうございます、悟史君。やっぱり悟史君は……優しいですね。でも、少しずつくらいなら動いてもいいですよ」 今の僕は優しいのか。そろそろ笑いが止まらなくなるんですが。 とりあえず少しずつ出し入れを開始する。 最初こそ完全に取れていない痛みに耐えている様子だったが徐々にその中に官能の色が織り交ざっていく。 「さ、悟史君……!気持ち、良いです!もっと激しくしても……、いい……ですよ」 「詩音がそういうんだったら激しくするよ?いいね?」 僕は今までより一層深く腰を引くと、そのまま一気に腰を沈める。 僕の巨大なオットセイは詩音の奥底に強くノックしてはまた出て行く。そのたびに卑猥な音が鳴り響くのがたまらなくよかった。 「ひゃあん!あっ!ひぅ!悟史君のが私の!中で!あっ!動いてます!」 「ねぇ詩音。僕のモノは気持ち良いかい?」 言いながらも僕の手は乳房に向かい鷲掴みにする。そして強いピストン運動もやめない。 「はい! 悟史君のペニスはぁ! あぁんっ! 大きくて太くて! 気持ちよすぎです!ひゃん!」 「僕もね。詩音のナカは狭くて、気持ち良いよ!でも、もっと気持ちよくなれる方法があるから試してあげるね」 そういって腰を動かしながらも近くにあるテーブルの上に置いてあった紙袋の中から「それ」を取り出す。 それは遠隔操作できるローターだった。そのローターを2つ、詩音を連れ込む前にあらかじめ用意していたのだ。 全ては計画的犯行。その二つのローターをテープで両乳首に貼り付ける。 「悟史君!? それは、んあぁ! なにぃ、あ!あっ!あっ!激しすぎ……!くひぃ!」 詩音には思考する隙を与えない。強烈な快感で全てを吹き飛ばしてやる。 そして僕はリモコンの出力を両方とも最大にする!! 「ああぁぁぁぁ! そんな! こんなのって!強すぎますぅ!ダメえぇぇ!」 このローターは興宮の親戚に頼み込んで買ってきてもらった特注品だ。 振動機能にかけてはかなりの強さを誇る高性能なもの。 この為に最初は準備したのさ。最初で手抜きして墜とせなかったらオシマイだからね。 そしてそのローターにあわせるかのように僕の腰の動きも最大にする。 「ひゃあぁぁぁぁ!ああぁん!こ、壊れます!こんなの、あんっ!!気持ちよすぎます!!」 「気持ち良いかい詩音!もっと続けて欲しいなら『これから園崎詩音は北条悟史の命令に従います』って言うんだね!」 「いいます!言いますから!私をもっと気持ちよくしてください!あっ!!私、園崎詩音は! 北条悟史くんの命令、にい!!従います、ああっ!」 「さらにこう言うんだ!『園崎詩音は初めてなのに淫乱で、もうイきそうな雌豚です』ってね!」 もはや誘導尋問のようなやり取りだが、頭が正常に働けない詩音は僕の命令に従う。 もう完全に園崎詩音は僕に墜とされたのさ。 もはや呼吸をするのもままならない詩音にキスをして息を吸う事さえ許さない。 「ん!?んんっ!!んんんん!!ああっ!!ふぐうううう!!」 そして最後のイク間際になってようやく口を離す。詩音は快楽に操られるマリオネットのようだ。 完璧に身体が快楽に溺れてしまっている。シーツを握る手がさらに強くなっている。 「あっ! あっ! あっ! あっ! あっ! あっ! ああっ!! イク! イっちゃいますうううう!!」 こっちも既に限界だったので今まで溜めてきた性欲を詩音の中にぶちまける! 「おおおおお!出る!詩音!もう出る!受け止めろおおおおお!」 「ダメ! 中は! ダメダメ! 今日は! 危な、あうあぁぁぁぁぁぁぁ!!」 いまさら遅い。僕の性欲が詩音にほとばしる。 一度ではおさまらず、3度、4度。5度目は無いと思って引き抜いたら勢いよく精液が放出され 詩音の顔を穢す。そして、今にも失神しそうな詩音の耳元にささやく。 「今日は良かったよ、詩音。また今度も楽しませてね。あと、明日の朝は裸エプロンで待ってるように。 命令に従わないと、ひどいことするかも知れないよ」 聞こえていたのか聞こえていなかったのか。詩音は顔にべとべとした液体をつけたまま疲れからか眠ってしまった。 あはははははははははははははははははははは!! まずは一人。次は誰にしようかな? そして、園崎詩音は次の日、裸エプロンで料理を作っていた。 <続く> 鬼畜悟史~オンナノコ~
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浄玻璃鏡 カードテキスト 《浄玻璃鏡》 コスト:4 タイミング:N EquipmentCard [F]①Act:対戦相手のユニット1体を対象と する。このターン中、このカードを装備した ユニットはそのユニットのコピーとなる。 攻撃力+0/耐久力+0 武勲+1 統率+0 コメント 過去の行いを全て映し出す裁判用品 相手のユニット1体のコピーとなる。効果が完全に相手依存のため、使い方はケースバイケース こちらの低コストユニットに装備させ、相手の大型ユニットをコピーできれば強力だが、コピーできるのはそのターンのエンドフェイズまでであり、武勲も+1されるため、次のターンに戦闘破壊されやすい。北条 沙都子等の攻撃されづらいユニットに装備させよう。
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小説・ラノベ 志摩子「……」紬「……」 唯「魔術?」 八九寺「阿良々木さんはけいおん!をご存知ですか?」 唯「時をかける長女」 唯「無銭飲食列伝!」 唯「ぶぎーぽっぷ!」 唯「内臓が無いぞう、なんちゃって」 美琴「軽音部かぁ~」 菫「琴吹抄」 漫画・アニメ ゲーム 澪「部室の前にドッスンがいる・・」 唯 「DQ3?」 紬「あら?あなたは北条沙都子ちゃん?」 唯「巫女さんだー!」霊夢「…」 唯「えすこん!」 ベガ「けいおん!という漫画を知っているか?」バルログ「勿論だ」 和「ポケオン!」 唯「合コン!」 梓「765プロ…ですか?」 戻る
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「ねぇ、悟史くんは聞いたことあるかな?――かな?」 悟史の後ろに、ピタリと張り付くようにして少女が立っていた。 カナカナというもの悲しげなひぐらしの声音で彩られた通学路から、少しそれた脇道に二人はいた。 「な、なんのことかい?レナ。」 悟史が喉をヒクリと動かして答えた。 直前まで少女―レナは悟史と向き合っていたはずだった。 それが、瞬き一つの合間に悟史の背後に回っていたのだった。 「足音。」 レナがぼそりとくぐもった声で答えた。 その吐息が首筋に触れただけで、悟史はヒヤリとしたものを感じた。 まるでメスを使ってステーキを切り分ける無神経な医者に手術を任せるような、 薄氷の上でコサックダンスを踊り狂うような、判然とした恐怖だ。 「足音だって?足音が聞こえるのかい?」 しかし、悟史にはレナの言葉に心あたりがあった。 レナに背後を取られた瞬間から失っていた感覚を、手のひらに集める。 ギチリと握ったその先には、バットの質感がはっきりと感じられた。 「そう。ヒタヒタってね、ついてくるんだよ?」 レナは耳たぶに口付けするように囁いた。 「でも、振り返ってもだぁれもいないの。」 「レナも‥‥なのか?」 頭だけ振り向いた悟史の目と、レナの澄んだ青い瞳が交差する。 いつしか、ひぐらしの鳴き声が止んでいた。 「『レナも』ってことは、悟史くんもなんだね?その足音の正体、何か理解るかな?‥‥かな?」 「足音の‥‥正体?」 レナに気づかれない程度に、悟史が体重を片足に預けた。そしてバットを握り直す。 「うん。悟史くんも信じてるよね?オヤシロさま。」 背中に押し当てられた豊かな胸越しの鼓動が、悟史には足音のように感じられた。 「は、はは。オヤシロさまなんて、いるわけないじゃないか‥‥」 自分でも白々しいと感じるその返答と同時に、悟史は小さな覚悟の火を灯した。 「――嘘だよね?本当はいるってわかってるんでしょ? そうじゃなきゃッ!!!私の、悟史くんの後ろからついてくる足音は何なのッ!!!」 「僕だよ。」 「――え?」 一瞬鷹のように鋭くなったレナの視線が、呆気にとられた丸へと転じた。 悟史がその隙を見逃すわけもなく、体重を預けた軸足を中心にぐるりと体を回転させ、 遠心力をともなった鉄の塊りをレナの横腹目掛けて横薙ぎにした。 何が起こったのかわからないといった表情のレナだが、咄嗟のバックステップで難を逃れる。 「流石だね、レナ。」 しかしそれを読んで一歩半踏み込んだ悟史が、返す刀でまたもバットを横薙ぎにした。 それがステップ後の硬直で止まっていたレナの左横腹に過たずミチリと食い込んだ。 「がぁっ!!」 女の子らしからぬ悲鳴を上げて、レナはその場に崩れ落ちた。 「その足音だけど、きっと僕だ。僕がレナの跡をつけていたときの音だよ。」 「ゲホッ‥‥ はぁ はぁ、そんなわけ、はぁはっ、ないよッ!!」 「あぁ、姿が見えなかったことを言ってるのかい?そんなの、尾行の基本じゃないか。」 横腹を庇う様に手を押し当てているレナの、逆の横腹をつま先で小突く。 「怯える君は、とても美しかった。」 いつの間にか逆転した立場に、レナは鈍痛に耐えることでしか抗えなかった。 「ねぇレナ、君は人形をどう思う?」 腹部の鈍痛に身を折って耐えるレナの傍らに悟史が屈み込んだ。 「人形は抵抗をしないから御し易いっていうのが一般的な認識だと思うんだ。 でもね、僕は何も言わずにこちらを見つめ返す、あの瞳が何よりもおぞましい物だと思うんだ。」 「‥‥‥」 「だから人形はやめた。口で目ほどに物を言ってくれる人間が一番なんだ。」 滔々と語り出した悟史が、静かにレナのセーラー服の裾に手を伸ばした。 そして一息に、肋骨があらわになるところまで引き上げた。 「うん。この温もりがいいんだ。ビスクドールのような貫徹した冷たさも捨てがたいけど、やはり人肌には敵わない。」 先ほどまでバットを握っていた汗ばんだ指が、線を引くように肋をなぞる。 レナの表情に羞恥の色が混じり、同時に嫌悪の歪みも見せだした。 「やめて‥‥ こんなの悟史くんじゃないよ!」 「うるさいなぁ」 ぎちり、と肉が潰れる音がした。 「ぎゃあぁああぁぁ!!」 「え?」 レナの絶叫に逆に悟史が驚く。 悟史がしたのはレナの脇腹をつねるという子どもじみた動作、ただそれだけだ。 しかし少女の柔肌を潰すには、バットを振って鍛えられた男の握力は十分すぎた。 「ひぁッ‥い、痛い‥」 「あぁごめん、ごめんよレナ。痛かっただろう、どうも加減がわからなくなってるみたいなんだ。 でも、僕に口答えをしたレナだって悪いんだよ?君は僕の生きる人形だってのに、そんなのダメじゃないか。」 あくまでも優しい声で、しかし最後は狂気を混めた声で釘をさした。 「さ、悟史くん‥‥どうしちゃったの?驚かせちゃったならレナ謝るよ!だから――ひぐッ!!」 今度は、スカートの中の太ももがもじりで穿たれたように爪の進入を許した。 「言ってるはしからそんなんじゃ、立派な人形になれないよ?」 太ももにあてがわれた手がそのまま下着を剥ぎ取り、滑らかな肌を人形の髪を梳くように撫でた。 「――っ!」 レナは腰を捩ってスカートで股間を隠そうとするが、腹部の鈍痛がそれを妨げる。 悟史の視線に晒され、羞恥に溢れたそこは不随意にヒクヒクと震え水気を増していった。 「この反応も人形には無いものだね。人形は着せ替えられようと、全裸にされようと全く動じないんだ。」 「んっ!や、やめて、お願い!」 三度の抵抗に悟史のイライラも募ったのか、舌打ちをすると秘所を弄っていた手がへその下へとズンと食い込んだ。 「えぁッ!?ぐっ‥‥!そんな‥‥大事なとこを‥‥!!あれ‥?」 その時、レナの中に一つの疑念の火が灯った。悟史が狙う部位の共通点に思い当たったのだ。 「んーここはマズかったかな?でも、人形は赤ちゃんなんて産まないんだから問題ないよ。」 灯った疑念の火はやがて炎となり、悟史の言葉一つ一つを思い出すうちにメラメラと手がつけられない程に燃え上がった。 レナの推測が正しいのだとすると、それはレナの許容値を優に越していた。 「悟史くん、レナはお人形さんじゃないよ?」 「まだそれを言うのかい?僕にあまり暴力をふるわせないでおくれ。人形を傷つけるのは趣味じゃないんだ。」 人形を嫌悪しながら人間を人形扱いしようとする行為の矛盾に悟史は気づかない。 「ううん、気づきたくないんだよね?」 「え?何か言ったかい?」 レナの双眸がすっと鷹のように鋭く、鷲のように深みを持った色に転じた。 「レナの跡をつけてた足音は誰?」 「僕だよ。」 「じゃあ、沙都子ちゃんを虐待したのはだぁれ?」 「――――。」 「あれれ?答えられないの?おかしいなぁ、なんでだろ?だろ? 答えろッ!!悟史!!!」 優位を保っていたはずの悟史の顔が一瞬にして蒼白になった。 「なんで叔父さんだよって即答できないのかな?かな?ねぇ、答えてよ。」 まるで目から色を吸い取ろうとしてるかのごとき眼光に悟史が怯む。 「くっ‥‥、いつから気づいてた‥‥」 悟史が観念したようにポツリと呟いた。 嫌な推測が的中した形となったレナは、哀れみの視線を投げかける。 「最初は、沙都子ちゃんがお弁当箱を落として錯乱しちゃったあの時かな。」 沙都子が弁当箱を落としただけで何かに怯えたように泣き喚き、ついには嘔吐したあの日のことだ。 「あそこには守ってくれる悟史くんがいたはずなのにあの怯え様、どこかおかしいと思ったんだ。 でもね、こう考えたら得心がいったの。あそこにいたのは怒るこわーいお兄さんだったのならって。」 悟史が無言で続きを促す。 「仲のあまり良くない叔父さんとの仲を取り持ってくれるお兄さんしか頼ることのできない沙都子ちゃんは、 しかしお兄さんから虐待を受けていたのでした。それでもお兄さんを頼るしかないかあいそうな沙都子ちゃん。 そんなジレンマとストレスが積もりに積もったらどうなるのかな?かな?」 ずんとコブシがレナの腹部にめり込んだ。 それは権力者が異論を力で揉み消すような荒業だった。 「知ったような口を!!」 「けほっ‥‥ぐぅ、、これが、二つ目のヒントだよ‥」 レナのその年にしては大きめの胸から、ブラジゃーが剥ぎ取られた。 股間を見られたときから立ったままの乳首がひやりとした外気に撫でられる。 「腹部への殴打も!つねりも!太ももへの爪も!全部普段は服に隠れる部位なんだよ!」 「うるさい!うるさい!」 レナのマウントポジションをとり、悟史は胸を荒く揉みしだく。 意識してか否かは定かでないが、爪が食い込みところどころ血の玉が浮いている。 「あくぅっ!これは、普段から沙都子ちゃんにやり馴れてるってことだよね!?」 ぎゅむりと、乳首が悟史の全力でもって潰された。激しい痛みと快感が一瞬レナの脳を支配した。 「やれやれ‥‥とんだ名探偵がいたもんだなぁ!そうさ!僕がやったのさ!」 勢いと共にガチャガチャとベルトを外すと悟史は自らの男性器を解き放った。 そして爪の伸びた人差し指をダーツの投擲のようにストンとヘソの中央へと突きたてた。 下腹部にくると思った異物感が突如腹の中へと出現しレナの脳に至る痛みが警報を鳴らす。 「んあぁあ!イぎかはぁッ!!」 「ここだって繋がる場所、もとい繋がってた場所なんだ!」 鋭い爪で肌を貫通した指が、腹のなかでウネウネと動きまわり、その動きに連動して苦悶の吐息が漏れる。 豆腐の中に熱から逃れようとするドジョウのような、遠慮容赦のない侵入だ。 「それともやっぱりこっちがいいかな?はは、しっかり濡れてるじゃないか! まさかとは思うけど、腹の中を蹂躙されて興奮したなんてことはないよな!?」 準備が既に整っていることを確認した悟史は、性器に性器をあてがい一気に腰を突き出した。 本日二度目の異物が体を貫く感覚にレナは声も出せずに、酸素を求める金魚のように目を見開いて口をパクパクさせる。 「うん?血が出てるってことは、初めてだったのか。あはは!記念に後ろの穴もいってみようか!? 初めての日に同時に3つの穴を攻められるなんて享楽の極みじゃないか!」 言うと、躊躇わずに空いた方の手で肛門をたしかめ、一気に指を突き入れた。 これで都合3つの穴が同時に塞がれたこととなる。もっとも一つの穴はもともと塞がっていたものだが。 舗装されていない土の道路には、汗と血とよくわからない液体が散乱していた
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2005/11/23(水)投稿 「ベルンカステルのハエ取り機」 「よいしょ・・・、これで最後かな」 前原圭一は、雑貨の入った重い段ボール箱を押入れにしまい込んだ。 「お疲れ様なのです。とってもとっても助かったのです」 頭に三角巾を被った古手梨花が、ぺこりと可愛らしくお辞儀をした。 分校で、今日は自宅のガラクタの整理をしなくてはならないので大変なのです ・・・という沙都子と梨花の愚痴交じりの言葉を聞いた圭一が手伝いに来ていたのである。 「あ~、喉渇いたな。沙都子の奴、セブンズマートの買出しにしちゃ遅過ぎるぞ」 「沙都子を責めてはいけないのです。今日はお買い物が多くて大変なのです」 三角巾を取った梨花は、台所の収納庫で何か探している風であった。 丁度、圭一に背中を向けた格好で四つん這いになっていたので、黒のスカートの裾から 白い下着が丸見えとなっていた。 ・・・テディベアの刺繍の入ったパンツである。 (あ・・・、熊さんかぁいい・・・って何見てんだ俺!) 熊柄のパンツに見とれていた圭一は、慌てて頭を振ると真っ赤な顔を背けた。 梨花は、何かを手にして戻ってきた。 どうやら、飲み物を持って来た様だ。 「圭一、お手伝いのお礼なのです。飲んでみるのですよ」 梨花は、赤い液体の入ったガラスの杯を差し出した。 「おい、これは・・・。まさかと思うけど、これ、葡萄ジュースだよな?」 「にぱ~☆」 圭一の問いに対して、梨花は笑みを返すのみであった。 「・・・聞くなってか。まあいい、こういう機会でもないと飲めないしな・・・」 圭一は、杯を一気に飲み干した。 「苦ェ・・・、ワインって、こんなに苦いもんかよ」 「にぱ~~☆」 飲酒初体験にして、初めて飲んだワインの味に顔をしかめる圭一を、梨花はいつもの笑み を浮かべながら興味深そうに眺めていた。 「あ・・・早速・・・酔った・・・かな?」 重労働でエネルギーを使った後、空きっ腹で一気に飲んだのが効いたのかも知れない。 早速、視界が揺らいだかと思うと足に力が入らなくなった。 「圭一、こちらに寝床があるので休むといいですよ?」 梨花の指差した寝室らしき居間には、ご丁寧にも布団が敷いてあった。 「あ・・・あぁ・・・」 よろよろとした足取りで布団の方へと辿り着くなり、そのまま倒れ込んだ。 (助かった・・・、待てよ、何か変だぞ?) ・・・就寝の時間でも無いというのに、何故敷布団だけ敷いてあったのか? その答えはすぐに分かった。 「梨花・・・ちゃん?」 突然、仰向けに寝ていた圭一に梨花が覆い被さってきた。 余りに不自然な行動に、圭一は最初は梨花が何をしているのか理解出来なかった。 「・・・こうでもしないと、圭一は押し倒せないと思ったのよね」 梨花はくすくすと笑ったが、その笑みは普段のものとはかけ離れていた。 悪意のある笑みはむしろ鷹野三四のそれに近い、と圭一は思った。 (まるで、別人じゃないかよ・・・) そう圭一が思ったのもつかの間、梨花は圭一の唇を奪った。 「ん・・・」 おまけに、何処で覚えたものか圭一の口内に舌を入れてきた。 ・・・完全にフレンチスタイルのキスである。 「ん~!」 余りに異常な行動に、圭一は白黒させてじたばたともがいた。 だが、手足は奇妙なまでに重かった。まるで鉛でも仕込まれているかの様だ。 思い当たる事は一つしかない。 (あのワインか・・・!) 「梨花ちゃん、まだ早すぎるって・・・」 圭一の言葉をよそに、梨花は吐息が直接肌にかかる距離まで迫ってきた。 「つるぺたの身体の感触も案外悪くないものよ、ふふふ・・・」 梨花は圭一の懇願にも耳を貸さず、ブラウスのホックを外した。 「うわ・・・」 徐々に膨らみ出した乳房が露となり、目のやり場に困った圭一は顔を背けた。 魅音やレナは元より、沙都子程ではないが同年代の少女にしては発育が良い方だ。 「圭一、あなたの好きにしていいのよ?。 ・・・どうせなら、これから圭一の手で揉んで膨らましても宜しくて?」 梨花は赤面して顔を背けた圭一を見てくすくすと笑うと、乳房を圭一の顔に近づけた。 「こら、梨花ちゃん、止め・・・むふっ!」 圭一はそれ以上言葉を続けられなかった。梨花が圭一の顔を小さな双丘で埋めたのだ。 「どう?、それなりにあって柔らかくて気持ちいいでしょう?」 「むふ、むふぅ・・・!」 圭一はそれこそ茹でダコの様に、顔を紅潮させながら必死にもがいた。 「あら、こちらは口の方と比べて正直ね?」 梨花はズボンの中で三角テントを張っていた圭一の剛直をみてくすくすと笑った。 「仕方が無いわね・・・」 胴を圭一の顔から離すと、逆の向きに座り直った。69の体勢である。 台所の“チラ見え”とは比較にならない程に梨花の臀部が圭一の眼前に迫ってきた。 可愛げなテディベアの刺繍の縫い代や、秘所の割れ目まではっきりと分かる近さである。 「梨花ちゃん、今度は何を・・・うはっ!」 梨花はズボンのファスナーを開くと、圭一の剛直をむき出しにして齧り付いたのである。 「はぅぅ・・・、梨花ちゃん・・・」 おまけに、先端部を包み込む様に咥えて舌で下部を撫でる様に愛撫してきたのである。 熟練の娼婦ならばともかく、年端の行かない少女にしては異常な程の舌技だ。 「梨花ちゃん・・・駄目だょ・・・うぁぁ!!」 梨花の白い肌の顔と艶のある長い黒髪に、圭一の白濁液が勢い良く吐き出された。 「・・・あらあら、沢山出たのですね。流石に若いだけあるわね」 梨花は白濁液をぺろりと舐めると、くすくすと笑った。 余りに異常な事態に、圭一の灰色の頭脳は妄想を繰り出しては現実逃避を図っていた。 (これは悪夢だ・・・きっと本当の俺は疲れて寝てるんだ・・・。 いっその事、夢なら好きにやっちまえばこんな悪夢、直ぐに醒めちまうぞ。 圭一!、ヤッチマイナァ―――!!) 半端自棄になった圭一は、梨花の秘所にむしゃぶりつき、パンツの上から舐め始めた。 「やっと、やる気になりましたか・・・とんだ手間をかけさせるわね」 野獣と化した圭一に答えるかの如く、梨花は小さな手で剛直を扱き始めた。 「はふぅ、むふぅ、んぐぐ・・・」 白のパンツは唾液と愛液で濡れて半透明となって皮膚に張り付き、刺繍だけが白色の肌に 張り付いている状態であった。 「いい加減、私も楽しませて貰うわ」 梨花は再び圭一の前に向き直ると、パンツの裾を片手で器用に捲くり、 秘所を剥き出しにすると圭一の剛直を当てがった。 「くおっ・・・!」 「ん・・・」 流石に、それまで余裕の笑みすら浮かべていた梨花の顔も、異物が侵入する痛みに歪んだ。 梨花の小さな身体では入口も狭かった様で、圭一の剛直は半分しか入らなかった。 「くっ・・・、私もあと10年成長していれば・・・もう少し楽になるのに・・・」 意味不明の言葉を口にしながら、梨花は身体を捩って剛直を銜え込んだ。 「あふぅ・・・、凄いよ・・・梨花ちゃん」 「く・・・気に入って貰えて嬉しいわ」 梨花は乳房を圭一の胸元に押し付けると、小さな身体を揺すり始めた。 「うぉぉ・・・キツキツだぁ・・・」 「圭一の・・・アソコも結構固くて・・・いい・・・」 圭一と梨花は顔を寄せると、再び熱い口付けを交わした。 剛直が秘所に出入りする音と、舌が交わる淫らな水音が部屋中に響き渡った。 「梨花ちゃん・・・梨花ちゃんっ!」 接吻で更に理性がすっ飛んだのか、圭一は梨花の乳房に齧り付いた。 「いいですよ圭一・・・、あの子達もきっと喜ぶわ」 梨花は再び意味不明な言葉を漏らしたが、理性を失った圭一の耳には届いていなかった。 「梨花ちゃん・・・中に・・・」 「いいですよ・・・この身体では・・・出来そうも無いから・・・」 「あぁ・・・あああ!!」 「ん・・・うぅ・・・」 圭一の剛直は、梨花の小さな中に収まり切れない程の白濁液を注ぎ込んだ。 「これであなたは私達のものよ・・・圭一」 精魂果てて昏倒した圭一の頬に、梨花は口付けをした。 「・・・・・・っ、圭一、気が付きましたか?」 圭一ははっとして目を覚ますと、そこは古手家の物置小屋の寝室であった。 流石に、敷布団は敷かれておらず、畳の上に座布団の枕に寝かされている様であった。 (あれは・・・夢じゃなかったのか!?) 年端も行かない少女、おまけに村の生き神様と姦通・・・しかも中出しまで。 夢とも現実とも付かない体験であったが、圭一は自らの行いに背筋が凍る思いがした。 もし、これが現実であり、これが魅音やレナに知られたならば・・・その先は想像したくない。 「ったく、梨花ったら圭一さんに料理用のワイン飲ませるなんて何考えてるんですの!?」 「みぃ・・・」 聞き慣れたキンキン声と共に、圭一を心配そうに覗き込む梨花と沙都子の姿が目に映った。 「あ・・・しかも、俺、どうしたんだ?」 「・・・ボクが葡萄ジュースと間違えて渡したワインを、圭一が飲んで目を回して倒れたのです」 「そうか・・・」 圭一はあの白昼夢が夢と分かってようやく安心し、ほぉと息を付いた。 「あ、圭一さん、どうかしたんですの?」 「あ・・・いや、何でも無いんだ」 あの“夢”を思い出した圭一は咄嗟に股間を隠そうとしたが、流石に前屈みになった。 「圭一さん、一緒にご夕食でもどうです?今夜は奮発して“牛肉の赤ワイン風酒蒸し”ですのよ。 ・・・そのお陰で、圭一さんがぶっ倒れた様なものですけど」 未成年の所帯でワインを使うとなれば、大体その様な用途でしか有り得ないだろう、 ・・・と、圭一は自分自身に納得付けた。 あのワインだって、きっと村人からの貰い物に違いないだろう。 自分でそう納得付けながらも、何処か腑に落ちない点が脳裏を刺戟していた。 「そうか・・・どうしようかな」 「僕は圭一と一緒に汗をかいたので、一緒にお風呂に入りたいのです」 梨花はそう言うなり圭一の方を向いて、にぱ~☆ と微笑んだ。 ・・・まるで、あの出来事が夢では無かったとでも言いたげな笑みであった。 「ふ、風呂?!」 “夢”での梨花のあられもない姿を思い出した圭一は、再び前屈みの姿勢を取った。 「梨花ったらずるいですの!、私も圭一さんに背中流して貰うのですよ!」 「では、沙都子も一緒に入るのです。・・・圭一はとってもとっても優しいのです」 梨花は再び圭一の方を向いて にぱ~☆ と満面の笑みを返してきた。 圭一は確信した、あれは夢などでは無かった。 ・・・もう、逃げられない。 「お・・・俺で良ければ」 観念した圭一は、畳の上に敷かれた布団の上に座り込んだ。 「・・・それでは、準備に取り掛かるのですよ」 「・・・そうですわね!」 2人の少女はお互いの方に向き直ると、少女には似つかわしくない懈怠な笑みを浮かべた。 Fin
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三竦み ◆U1w5FvVRgk 警察署前で遭遇しようとする者たちがいた。 世界一の泥棒一味に属し、世界有数のガンマンでもある男。 兄との偽りの絆を全てとする、絶対静止の力を有する少年。 愛する人との約束を糧に生きる、心に鬼が巣くう少女。 性別、性格、果ては世界まで違う三人だ。 しかし、仲間や愛する人を探しているという目的だけは共通していた。 この三人が同じエリアから殺し合いをスタートさせられたのは、故意か、偶然か、はたまた運命か。 どれだとしても、邂逅の時は訪れようとしていた。 ■ ■ ■ 初めて他の参加者と遭遇した、三者の反応はまちまちだった。 警察署の玄関扉を開けた途端に、人が居たことに詩音は驚きを露にした。 次元は眼前の両者を見比べて、自分の武装がもっとも貧弱だと判断するが、 佇まいが変わることはなかった。 前後を挟まれたロロは、どちらに対処すべきか一瞬躊躇してしまう。 その迷いが詩音に先手を取らせた。 「動かないで!」 詩音の持つAK−47が二人に向けられる。撃つためではなく、あくまで牽制を目的としてだが。 詩音としてはこれで相手を萎縮させて、主導権を得るつもりだったが、当の二人は平然としている。 強がってるのかと詩音は訝るが、そんな風には見えなかった。 それなら本当に銃を向けられて平気だということになるが、どうにも考えにくい。 もしや何か逆転できるものがあるのかと二人を見回すが、それぞれに持っているのはナイフかレイピア。 レイピアはともかく、ナイフなら投げつけるという方法もあるが、失敗すればそれまでであり、 仮に成功しても丸腰になってしまい、背後から攻撃される恐れがあるのでしないだろう。 ならばどうして平気な様子なのか。詩音には分からない、状況だけ見れば詩音が圧倒的に有利な筈だ。 なのに実際は五分、あるいは詩音の方が呑まれつつあった。 詩音と次元たちとの差。まず年期の違いが挙げられる。 いくら銃の扱いを知っているとはいえ、詩音は一介の学生に過ぎない。 対して、傭兵として過ごしたこともある次元と、暗殺者として生きてきたロロ。 二人にすれば銃など見慣れたもので、今更目にしただけでビクつくものではない。 そうだとしても通常なら警戒するか、身構えはするだろう。だが二人はそれすら必要無いと判断した。 何故ならば、詩音からは殺気を一切感じないから。 次元もロロも、今までに幾多の人を殺してきた。それが生業と言えるほどに。 だからこそ次元はもちろん、主に暗殺を手段としているロロでも分かる。 相手が自分を殺そうとしているかどうかは。 これだけなら所詮はただの感とでも否定されそうだが、もう一つ判断できる根拠があった。 向けられているAK−47。その銃口が二人の足元に向けられていたから。 詩音にすれば、万が一にも殺人は避けたいことだ。 それが無意識にも頭や胴を避けさせ、足元を狙わせていた。 これらのことから示し合わせたわけでもないのに、次元とロロはは同じ考えをしていた。 『少なくとも、目の前の女に自分を殺すつもりはないと』 もっとも、現在の状況が銃を向けられて膠着状態なのは変わらないのだが。 しばらくは続くかと思われたそんな状態から口火を切ったのは、以外にも最も寡黙な次元だった。 「譲ちゃん、それは初対面の相手に向けるもんじゃねえぞ。そもそもガキが持っていい玩具じゃない」 諭すかのように話す次元。まるで火遊びをする子供を注意するかのようだ。 明らかに舐められている。少しだけムッとした詩音は、次元を睨みつけながら反論した。 「ご忠告ありがとうございます。ですけど安心してください、これの扱いは慣れてますから」 「……そのようだな」 銃の扱いに慣れているのは、堂に入った構えを見れば分かる。 素人が銃を持ったら、普通は少なからず怯えや緊張が見えるものだ。 次元には全くありがたい話ではないが、詩音にはそれが無い。 そんな二人の様子に注意を払いながらも、ロロはどうすべきか思考を巡らせていた。 本来のロロならば、迷わずギアスで動きを止めてからどうとでも対処しているだろう。 しかし、今はギアスにどのような細工がされているか分からない。 下手に使えば逆に危機を招く恐れがあった。 制限として考えられるものはいくつかあるが、特に負担の増加を科されていれば一番不味い。 ロロのギアスは発動中に心臓を止めなければならない。 ある程度までは耐えられるが、負担が増していれば使える時間は必然的に短くなる。 心臓が止まるので激しい動きもできない。 最悪、発動中に倒れる恐れがあり、ロロとしてもそれだけは避けたかった。 だが現時点でギアスを使わずに、前後の二人を殺す方法は無い。 (いや、まだ殺すと決める必要は無いのか) 兄を守るために他の参加者を抹殺する。先程ロロはそう決めた。 だが一つの懸念があった。兄であるルルーシュが、脱出を企てている場合だ。 ルルーシュの性格を考慮すれば、V.V.の思惑通りになることを良しとはしないだろう。 むしろ反逆する可能性が大いにありうる。その場合は脱出の役に立つ人材。 要するに手駒となりうる参加者を殺すのは、寧ろ邪魔をしていることになる。 だとしたら無闇に参加者を殺さず、使えるか使えないか判断してから殺しても遅くはないはずだ。 そして殺し合いには、ジェレミア・ゴットバルトと篠崎咲世子も参加している。 この二人はルルーシュも信頼している部下だ。いくらなんでも簡単に殺すわけにはいかない。 もちろん、ルルーシュが優勝を目指しているならば殺すだけだが。 (一先ずは抵抗の意思が無い振りをしよう。いきなり撃ってこないなら、今すぐ殺す気はないはずだ) 「あの、僕に殺し合いをするつもりはありません。 できれば話し合いたいので銃を降ろしてもらえませんか」 携えたナイフを置くと、ロロは手を上げた。 いかにも気弱な様子で話すロロを、詩音は値踏みするかのように見ていく。 一見した限りただの貧弱な少年だ。顔立ちからして日本人で無いことは詩音にも分かる。 これなら仮に襲い掛かってきても撃退できるだろうと当たりを付け、再び次元に視線を移す。 「そっちのおじ様はどうなんですか? 殺し合いに乗っていないなら同じようにしてください」 「そいつは構わねえんだがな、一つ頼みがある」 「頼める状況ですか? まあ、聞くだけ聞きますけど」 「別に無理難題を言おうってわけじゃない。 そこの坊主を俺の後ろに下がらせるか、俺が坊主の前まで歩くのを許可してくれればいい」 次元の頼みに詩音は目を見張る。ロロも思わず振り向いてしまう。 どちらも、どうしてそんなことをわざわざ頼むのかと問いたげだ。 二人の視線に気付いたのか、次元は何でもないことのように答えた。 「気にすんな。ただ、俺より坊主の方が銃に近いのが気に食わないだけだ」 気に食わない。そんな理由で銃口に近づくのかと、詩音とロロの表情に呆れが混ざる。 もっとも、彼女たちも思い人や兄と同じ状況になったなら、同じ行動を取るだろうが。 暫しの間、詩音は思案顔となり、どうすべきか考える。今の膠着状態は誰にとっても好ましくない。 警察署前は十分に見晴らしが利く。もしも新たに誰かが現れたら、この場面をどう見るだろうか。 『少女が銃を向けて、男二人を脅迫している』ようにしか見えないだろう。 詩音としても、そんなつまらない誤解は避けたいところだ。 (癪に障りますけど、ここは私が妥協しますか) 決断した詩音は銃を下げて、二人に妥協案を告げる。 「分かりました、話し合いには応じます。ですけど、それ以上は近づかないでください それが条件です」 詩音の答えに次元は苦笑を返すが、同意を示した。 「俺はいいぜ。坊主もそれでいいだろ?」 次元の問いかけに、ロロは素直に頷く。 ロロとしては、自分を話に挿まずに進められたので、良いも悪いもないのだが。 一先ずは緊張した空気が弛緩したのを感じて、三人は一息付けた。 そして気を取り直して、まずは自己紹介でも始めようとしたときだった。 闇を照らす火柱が北東の空に上がったのは。 ■ ■ ■ 突如上がった火柱に、詩音は空を眺めながら唖然とする。 さしもの次元やロロも、それは変わらなかったのだが。 「花火にしては少し派手すぎねえか?」 それでも次元には、まだ軽口を言う余裕があった。 ロロが次元を睨んだ。そんなことを言ってる場合かと咎めているようだ。 詩音は周囲には目を向けず、未だに空を眺めている。 だが火柱が消えて、続けて煙が上がるぐらいになると、突然走り出した。 次元やロロも気付いたが、呼び止めるでもなく詩音が走り去るのを見ているだけだ。 そして姿が見えなくなるぐらいになって、漸く口を開いた。 「いいんですか。引き止めなくて」 「坊主。あの手の女は一度決めたら、どうやっても止まらねえもんさ」 一つ溜め息を吐いて、次元はそう述べた。 女性に関しては詳しくないロロも、そういうものかと一応は納得した。 結局、先程までの状態は何だったのかと思うところもあるが、今はそれよりも重要なことがあった。 二人は再度空を見上げる。北東の空では変わらずに、煙が立ち込めている。 あそこで何かが起こっているのは確実だ。 もしかしたら、二人の探し人が巻き込まれているかもしれない。 しかし、二人が煙を見て最初に思い浮かんだのは、爆発に巻き込まれる相棒や兄ではなく、 (ルパンがやったのか?) (兄さんがやったのかな?) 爆発を起こす相棒や兄の姿だった。 【一日目黎明/H−9 警察署前】 【次元大介@ルパン三世(アニメ)】 [装備]レイピア@現実 [支給品]支給品一式、水鉄砲@ひぐらしのなく頃に、庭師の如雨露@ローゼンメイデン [状態]健康 [思考・行動] 0.坊主(ロロ)と話す 1.話した後は爆心地に向かう? 2.ヴイツーを殺して、殺し合いを止める 3.ルパン達を探す 4.ルルーシュとC.C.を探して、ヴイツーの情報を手に入れる 5.銃が欲しいな…… [備考] ※庭師の如雨露をただの如雨露だと思っています 【ロロ・ランペルージ@コードギアス 反逆のルルーシュ(アニメ)】 [装備]サバイバルナイフ@現実 [支給品]支給品一式、前原圭一のメモ@ひぐらしのなく頃に、不明支給品0〜1 [状態]健康 [思考・行動] 0.男(次元)と話す 1.話した後は爆心地に向かう? 2.ルルーシュを守る。ルルーシュが脱出を目指しているなら協力する 3.他の参加者を殺す。脱出するなら、ルルーシュの役に立ちそうな参加者は生かす 4.竜宮レナ、園崎魅音を優先して探し、殺す 5.前原圭一、園崎詩音、北条悟史、北条沙都子を警戒する 6.ギアスの使用はできるだけ控える(緊急時は使う) [備考] ※19話ルルーシュ粛清前からの参戦です ※自身のギアスに制限がかけられている可能性に気づきました ※竜宮レナ・園崎魅音を危険人物と認識しています ※圭一のメモをある程度信じていますが、嘘の可能性も考えています ■ ■ ■ 詩音は一心不乱に街中を駆けていた。息が荒くなっているが気にも留めない。 あの火柱と煙はどう見ても、何かが爆発して起きたものだ。 もしかしたら、爆心地には悟史や沙都子が居るかもしれない。もちろん居ないのが一番だが。 自分が警察署で手間取ってた間に手遅れになっている恐れもある。 そうだとしたらゾッとしない話だ。だから一刻も早く、彼女は爆心地へと到着したかった。 (悟史君、沙都子……お願い、無事でいて) 詩音の中では、既に次元たちのことは眼中に無い。 彼女の最優先事項は悟史、沙都子の捜索。次いで仲間たちとの合流だ。 その他の参加者を気にする余裕は無かった。 ここまでの三人は、知り合いへの心配が余り無いようにも見えた。 詩音は悟史と沙都子の心配は大いにしていたが、他の仲間に対しての心配は薄い。 一見して薄情だと思うかもしれないが、一概にそうとは言えない。 ただ三人は『自分の知り合いは合流する前に死ぬような連中ではない』と思っていただけだ。 それだけ次元と詩音は仲間への、ロロは兄への信頼が厚かった。 だが数時間後に行われる放送は、その信頼を嘲笑うかのごとく告げるだろう。 次元たちルパン一味の宿敵の、ロロの何よりも大切な兄の、 そして詩音の半身ともいえる、姉であり妹でもある少女の死を。 【一日目黎明/H−9 北東】 【園崎詩音@ひぐらしのなく頃に(ゲーム)】 [装備]AK−47(カラシニコフ銃)@現実 [支給品]支給品一式、AK−47のマガジン×9@現実、SEAL(封印)@仮面ライダー龍騎、 クマのぬいぐるみ@ひぐらしのなく頃に [状態]健康、若干興奮気味 [思考・行動] 1.爆心地に向かう 2.悟史に会う 3.仲間との合流、沙都子を優先 [備考] ※皆殺し編、沙都子救出後の綿流し祭の最中からの参戦です 時系列順で読む Back 西へ向かう Next スザク と 銃口 投下順で読む Back 西へ向かう Next スザク と 銃口 038 三人寄れば……一体どうなる? 園崎詩音 072 Ultimate thing(前編) 次元大介 068 二人の黒い殺し屋 ロロ・ランペルージ
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【名前】前原圭一 【出典】ひぐらしのなく頃に 【種族】人間 【性別】男性 【口調】一人称:俺 二人称・三人称:お前、あんた 【性格】 【能力】 体力・運動神経は同年代の平均値程度か。 頭はかなりいい。雛見沢に来るまでは進学クラスで、それもかなり上位にいた(現在は当然クラスで一番だろう)。 状況分析能力、推理力、そして「口先の魔術」を駆使すれば、頭脳戦ではかなり上位に来るであろうキャラ。 行動力も伴っているのだが、特に自分や仲間たちの身に危険が及ぶと、「クールになれ」といいつつ冷静さを 失って殺人などの極端な行為に走ってしまうこともあるのが珠に傷。 【備考】 ひぐらしのなく頃にの主人公の一人で、基本的に中心人物。 渾名は「口先の魔術師」。詭弁としか言いようのない論理展開で相手を煙りに撒くのが得意中の得意。 仲間思いが過ぎて、時として常軌を逸した行動をとってしまうこともある。 特に原作後半から見せた行動力や仲間思いのセリフ、過去を悔いるシーンなどがかっこよかったため、 美少女キャラが沢山登場する本作において、原作の公式の人気投票において首位を取るほどの人気を得ている。 なお、ひぐらしのキャラはみんな人に言えない秘密を抱えているが、彼も例外ではない。 そもそも彼が雛見沢に引っ越してくる原因になったのは、彼が前の町で起こしたとある犯罪のためである。 以下、マルチジャンルバトルロワイアルにおけるネタバレを含む 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 前原圭一の本ロワにおける動向 初登場話 0012 魔術師と口先の魔術師 死亡話 --- 登場話数 7話 登場話一覧 【ひぐらしのなく頃に】 スタンス 対主催 現在状況 一日目昼の時点で生存 参戦時期 本編終了時点 キャラとの関係(最新話時点) キャラ名 関係 呼び方 解説 初遭遇話 竜宮レナ 友好 レナ 元世界の友人、部活仲間 園崎魅音 友好 魅音 元世界の友人、部活仲間 北条沙都子 友好 沙都子 元世界の友人、部活仲間 古手梨花 友好 梨花ちゃん 元世界の友人、部活仲間 園崎詩音 友好 詩音 元世界の友人 衛宮切嗣 友好 切嗣さん 0012 魔術師と口先の魔術師 サー・クロコダイル 敵対 襲われる寸前に逃げた為、姿や名前は知らない 0048 闘争と逃走と アーチャー(ギルガメッシュ) 友好? アーチャー様 従者として行動を共にしているがとっとと逃げたい 0063 使いっぱしりのなく頃に ロロノア・ゾロ 友好 ゾロさん 情報交換をするもアーチャーの所為で離れ離れに 0090 王の裁き(ギル・トール) 橘あすか 友好 制服男さん 情報交換をするもアーチャーの(ry 0105 エデンの蛇(前編) 真紅 友好 真紅 情報交換をするも(ry 0105 エデンの蛇(前編) バラライカ 敵対 アンタ 襲撃されるが撃退 0119 図書館戦争
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カケラ遊びの最後に ◆qwglOGQwIk ※引き続きひぐらしのネタバレ全開なので注意 「羽入、今日は昭和何年の何月何日?」 「昭和58年6月の……19日なのです。あぅあぅ……」 「…………そう」 いつもの部屋、いつもの始まり。隣にはすやすやと眠る沙都子。 古手梨花の100年、あるいは千年に渡る終わり無き旅は、今まさに最悪のバッドエンドへと近づきつつあった。 梨花はとうに諦めきった様子で、一言呟いたきり羽入と話すのを辞めた。 梨花は食器棚からグラスを取り出す。 そして冷蔵庫へと向かい氷を取り出すと、押入れからお気に入りのワインを取り出す。 梨花は氷の入ったグラスにワインを並々と注ぎ、氷が解けるのも待たずに口へと運ぶ。 ぷはぁと息を付く古手梨花の顔は、怠惰と絶望に満ちていた。 羽入の顔もまた、苦々しい表情に包まれていたのは苦手なワインのせいだったのだろうか。 それとも―― 「梨花。まだ、まだ終わってはいないのです。あぅあぅ……」 「何をやっても無駄よ羽入、もう何もかもが遅い。今日は綿流しの日なんだからね。 今日もまた富竹が死に、仲間が狂い……」 ――そして私が殺されて、永遠の時の牢獄へと閉じ込められる。 ここ数百回のやり直しは梨花にとっても不幸だったと思う。サイコロの1が連続して出たというべきだろうか。 圭一は再び仲間を疑いだした。暴走してレナと魅音を殴り殺した時もあれば、暴走を止めようとした私が殺されたこともあった。 レナが暴走すれば、いつものように学校を占拠し、私ごと学校を爆破して死んでいった。 ある時は鉄平が雛見沢に現れ、沙都子を拉致していった。その時は圭一やレナ、あるいは詩音が殺人を犯していった。 この数百回は、こんな顛末が続いていった。そうするうちに羽入の力はどんどん衰えていった。 例外は詩音、そして富竹だろうか。 詩音だけは何故かある時を境に二度と園崎家を疑うことなく、沙都子のねーねー役として雛見沢にやってくるようになった。 富竹が失踪したケースは、もしかしたら逃れられない運命を変えたのではないか? と梨花も羽入も考えていた。 その期待を裏切るかのように富竹の変わりとして北条鉄平が死に、少しばかり変わった運命は結局梨花を飲み込んでいった。 再び活性化した大切な仲間の暴走、不活性化した詩音の暴走に考えを巡らせたって、梨花が望む最高の結末は手に入らない。 羽入だけが全てを知っていた。 ある世界で梨花は突如失踪し、梨花だけが永遠にその世界へと戻らなかった。 またある世界では圭一が、レナが、魅音が、沙都子が、富竹が失踪し、やはり梨花と同じように帰ってこなかった。 平行世界を移動し、『オヤシロ様』として超常的な力を持つ羽入でさえ、不可解な失踪は何が起こったのか分からなかったのだ。 分かってることは二つ、失踪は一人に付き一度しか起こらない。 そして、失踪した人間は、平行世界の記憶、経験を全て失っているのだ。 これは、全てを知る視点の羽入にしか分からない事実でもある。 梨花が失踪した次の世界では、梨花は全ての記憶を失い、最初の頃のような無垢な少女へと先祖帰りしていた。 最も、その表情は幾度かの繰り返しの末に、記憶を失う前へと戻っていった。 圭一が失踪したときは特に顕著だった。 失踪直前の圭一は仲間を信じ切り、暴走することは無くなっていたのだ。 だが、失踪後は極めてレアなイベントである圭一の暴走が再び起こり出したのである。 レナのケースにおいても、失踪後では格段に発生率が上がったのだ。 羽入は梨花の事例、レナの事例、そして圭一の事例からそういった結論を導き出したのである。 いずれは詩音も失踪し、再び過ちを犯すのだろうか。だが詩音の失踪は起こる前に、羽入の力は尽きた。 これが本当に最後の最後、もう二度と昭和58年6月19日より前へと時は戻らない。 惨劇を防ぐことが出来るのは、これが本当に最後の最後。 ―昭和58年 6月22日 ――その日梨花はいつものように、あっけなく殺された。 「くすくすくす。ごめんなさいね。……あなたは神に試されなさい。 私は今日を境に試す側となるのよ。」 「…………以上で、黙祷を終了する。」 「全小隊、滅菌を開始せよ。」 人がゴミのように殺されていく。ころころ、ころころと。 リングはそんな人を人とも思わない光景を最後まで見届け、報告文書に淡々と事の顛末を書き上げるしかなかった。 あのバトルロワイヤルさえ超える虐殺を、ただただ黙って見届けるしかない自分の力の無さに打ち震えるしかなかった。 「なんで、なんでこんな歴史が……」 この日雛見沢村が消えるという歴史は、正史のものとなった。 鷹野三四という女は、神の高みへと昇った。 タイムパトロールの捜査方針に従い、バトルロワイヤルの影響下にあった各並行世界群の調査をするというのが今のリングの仕事だ。 その平行世界の一つ、『ひぐらしのなく頃に』と呼ばれる世界の調査に来てしまったのは、リングにとっての不幸だった。 リングはバトルロワイヤルの犠牲者である部活メンバーたちに手を差し伸べ、未来を変えるだけの力を持っていた。 しかしその権限はリングには無い。 歴史に不干渉であるべきという23世紀のタイムパトロールの方針から、各平行世界を本来あるべきであろう結末へと導くことが出来ない。 最も一部の世界を除けば、未開の平行世界のあるべき未来の姿など、誰にだって分かりはしない。 それでも、歴史は変わらない。リングがどれだけ歴史を変えようと願っても、願いは決して叶わない。 惨劇は、永遠のものとなった。 どう? あなたは楽しかった? 梨花がまさかこの閉じた世界から居なくなるとはさすがの私も予想が付かなかったわね。 タイムパトロールとやらがこの閉じた世界に興味を示しているみたいだけれども、閉じた時の世界にどうやって干渉するのか見物ね。 もう私でも閉じた世界のカケラには触れても干渉は出来ないし、新しい私の妹『古手梨花』もやってこない。 あなたはどうか知らないけど、私としては出来ることなら梨花たちが帰ってきて欲しかったかな。 もしかしたらあの後梨花達は運命を覆し、昭和58年6月を超えるかもしれなかったかもしれないのだから。 最も、梨花が永遠に昭和58年6月19日に閉じ込められてしまった以上、私にはもうそのカケラは知覚できないんだけどね。 ねえ? もしかしたらあなたは知っているのかしら? 梨花達が見事苦難に打ち勝ち、運命を覆して昭和58年6月を超える世界を――